フロリダ州ジャクソンビル銃乱射事件：3人が死亡したダラー・ジェネラルでの人種的動機に基づく襲撃について我々が知っていること

フロリダ州ジャクソンビルのダラー・ゼネラル店でかぎ十字が描かれた突撃型ライフルを持った白人銃撃犯が黒人３人を殺害した事件を受け、連邦政府によるヘイトクライム捜査が進行中であると当局が発表した。

この銃撃により、アンジェラ・ミシェル・カーさん（52歳）、アノルト・ジョセフ・“AJ”・ラゲール・ジュニアさん（19歳）、ジェラルド・ガリオンさん（29歳）の命が失われた。

ジャクソンビル保安官TK・ウォーターズ氏によると、犯人はライアン・クリストファー・パルメーター（21歳）と特定され、人種差別的な書き込みを残し、人種的中傷を行った後、土曜日に襲撃を開始し、その後自殺したと述べた。 保安官によると、パルメーターさんは2021年10月から2022年7月までダラー・ツリーで働いていたという。

保安官は月曜、ＣＮＮに対し、殺害が人種的動機に基づくものであったことには「疑いの余地はない」と語った。

ジャクソンビルの人種差別襲撃事件の銃撃犯は今年初めに2つの武器を合法的に購入したと保安官が発表

「彼は黒人を憎んでいたし、白人以外のほぼ全員を憎んでいたと思う」とウォーターズ氏は語った。 「彼はそれを非常に明確に言いました。」

保安官によると、犯人はAR-15型のライフルと拳銃を所持しており、どちらも合法的に購入されたものだという。

メリック・ガーランド司法長官は日曜日、司法省はこの銃撃事件をヘイトクライムおよび人種的動機に基づく暴力的過激主義の行為として捜査していると述べた。

日常生活を送る米国人の虐殺は、昨年のニューヨーク州バッファローのスーパーマーケットや、2015年のサウスカロライナ州チャールストンの歴史的黒人教会など、黒人を狙った一連の銃撃事件の最新のものである。

ウォーターズ氏が土曜日にCNNに語ったところによると、犯人はクレイ郡のオレンジパークに両親と住んでおり、午前11時39分頃に自宅を出て、隣のデュバル郡のジャクソンビルに向かったという。

監視カメラの映像では、容疑者がファミリーダラー店に車を停めたのが午後１２時２３分ごろに映っているとウォーターズ氏は月曜日の記者会見で語った。 彼は店に入り、いくつかの商品を購入し、午後12時29分に車に戻った。約1分後、警備車が敷地内に入り、店の前に駐車した。 容疑者は最終的に午後12時39分に車で走り去った。

午後１２時４８分、ジャクソンビルの黒人が多数を占める地域、ニュータウンにあるエドワード・ウォーターズ大学に立ち寄り、保安官は容疑者が防弾チョッキを着たと発表した。 ウォーターズ氏によると、TikTokのビデオには服を着ている様子が映っていたという。

エドワード・ウォーターズ大学学長兼CEOのA・ザカリー・フェイソン・ジュニア博士はCNNに、銃撃犯を見た学生が「場違いに見えた」という理由でキャンパスの警備員に通報した。

ファイソン氏によると、男性はすぐに車に乗り、警備員に遭遇した後、走り去ろうとしたが、警備員はキャンパスを出るまで追いかけたという。

「彼の完全な意図が何であったかは明らかではありませんが、ダラー・ジェネラルに行く直前に彼がここに来たことはわかっています」とフェイソン氏は語った。 「大学のセキュリティチームのメンバーはほぼ即座に反応しました。 彼が連絡をとって私たちのキャンパスに車で入ってから30秒以内に報告が出たと思います。」

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ウォーターズ氏によると、大学警察は午後12時58分ごろ、敷地外から同氏を追跡し、キャンパス内に不審者がいるとして保安官に通報したという。

フロリダ州はエドワード・ウォーターズ大学に対し、襲撃事件を受けて同校の警備強化を支援するため100万ドルを寄付するとロン・デサンティス知事が月曜日に発表した。

「我々はHBCUがこうした人々の標的になることを許すつもりはない」とデサンティス氏は語った。

容疑者のキャンパス内での疑わしい様子にもかかわらず、保安官は同容疑者が大学での襲撃を計画していたという確固たる証拠はないと述べた。

「彼にはそうする機会があったのに、そうしなかった」とウォーターズ氏は月曜日にCNNに語った。

月曜日の記者会見でウォーターズ氏は、EWUからの監視映像に基づいて、学校が標的になったとは思わないと述べた。 同氏は、映像には容疑者が座っていた隣の車に若いアフリカ系アメリカ人男性２人が乗り込む様子が映っていると指摘した。